イヤまァ別に良いけどよ。
この依頼、3人で来る必要あったか?
ヒデオに押し切られちゃったからねぇ。
オリファントは自分とギルド長だけで倒すって...
確かにヒデオとギルド長なら心配いらないと思うけど。
うーん...
恥ずかしながら私は獣達とハウンドの師が幼少の全てでした。
友人の作り方が分かりません。
あたしもここに来るまで友達っていたことないや。
ケイスはどう?
あたしとケイスは友達っていうか...
えぇっ、騎士団でも1人もいなかったの!?
悪ィかよ。
そもそも俺がドラグーン目指したのはテメエの...
しゃらくせえ、広場に行くぞ。
探せば同年代のモノ好きくらい見つかンだろ。
しかし街中を行き交うのは冒険者ばかりですね。
女将さんと同年代の相手を中々見かけません。
まァそういう街だしな。
ンで、ここにいる連中じゃ依頼人は御不満って訳だ。
そいつはまだ仕舞っとけ。
...あ? アイツらどこ行きやがった?
あ、えーっとね、今酒場で聞き込みをしてきたの。
そしたら...
1つ聞くがよ、テメエ本気でトモダチがここにいると思ってんのか?
私としては相当なんかやばい空気を感じる情報を「ちょうどいいんじゃないか?」
と渡されてしまう女将さんに戸惑っています。
いえ、何でもありません。
女将さんも戦闘に参加するのですかモリイ?
うん、そうみたい。
ちゃんと二つ名も取得してるハウンドだね。
つうかレベル60もあんのかよ。
ギルド長はともかく、看板娘にも負けてんのか俺達は...
別にいいじゃん。
さーてどうする、すぐ近くに上り階段があるみたいだけど。
東側へも道は続いているようです。
懐かしい石像のギミックが配置されていますね。
ひとまず上り階段からいかねえか?
4Fにも空間が広がってんのか確かめておきてえ。
不味いです、女将さんは相手が魔物だということに気付いていません。
流石に擁護できねえぞ...
オイ糸目!そいつの周りに転がってるモンが見えねえのか!!